持っている男

やはりルメールという男は持っている男だった。

平成最後のG1レースでの完勝。
もちろんこれは持っているというだけでなくルメールという騎手の実力
フィエールマンという馬の実力があったからこそ手にした勝利ではあるが
それにしてもこれほどまでに上手くドラマを描ける人間が他にいるだろうか。

漫画の主人公

平成最後のクラシックレース皐月賞を制し
平成最後のG1レースを制し
そして平成のうちに外国人騎手として初となるJRA1000勝を達成させる。

まるで漫画の主人公のような存在だ。

それだけ強い馬が集められているからという声をよく聞くが
それは強い馬が何となくルメールに集まっているわけではなく
結局のところルメールという騎手の実力があるからこそそういう馬が集まってくるというわけだ。

競馬にたらればを持ちだしたらキリがないが現在ルメール騎手はドバイを含めてG1レース4連勝中。
ここで勝ってきた馬が他の騎手に変わったら勝てていたかと言われれば決してそうではない。

勝つべき時にキッチリと勝つことのできる男。
だからこそこのルメール騎手に多数の有力馬が集まるというわけだ。

平成最後のG1レース

嬉しいことに香港のG1レースクイーンエリザベス2世カップで松岡騎手が鞍上を務めた日本馬ウインブライトが勝利。

松岡騎手としては10年振りのG1勝利をG1未勝利のウインブライトで挙げるという非常に嬉しいニュースも届いた。

日本のG1レースは外人騎手が勝利し海外で日本人騎手が勝利するという非常に不思議な気持ちだが
やはり嬉しいものであるしこの日本という地で活躍しようとしてくれたルメール騎手のJRA通算1000勝は素直に喜べるものである。

これで平成の中央競馬は終了となるが

終わりが来れば始まりが来るわけで次は令和最初のG1レースNHKマイルカップが開催される。

 

令和最初のG1レースを制すのは

ここまで書いて結果として思うところは
令和最初のG1レースもやはりルメール騎手が持っていくのではないだろうか。

単純にグランアレグリアという馬は強い。
桜花賞の強さはさすがに想像もしていなかった。

とはいえ今回は牡馬も含まれる勝負。
朝日フューチュリティステークスのようにスムーズに流すことが出来ずに敗れてしまうということも十分にありうる。

ありうるのだが
それを踏まえてもルメールという騎手がこの令和最初のG1という大舞台で笑顔を見せるシーンが見てもいないのに頭から離れない。

出走馬のレベルが低くGⅡに降格するのではないかという話まで出たNHKマイルカップだが
今年は桜花賞を制したグランアレグリアがアドマイヤマーズとクリノガウディーにリベンジするという大きなドラマが待っている。

グランアレグリア自身はダノンファンタジーのリベンジをはねのけたわけではあるがグランアレグリアはどうなるだろうか。

そんな気になるドラマをルメールという男は完璧なシナリオで締めくくるのではないだろうかと想像してしまう。

平成が終わったからと言っても競馬の注目度が下がるわけもなくむしろ令和になって改めて競馬に注目が集まりそうだ。

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